オートとフルオートの特徴と違い、おすすめについて

オートとフルオートの違いとは

給湯器にはオートとフルオートというタイプがあり、どちらも追い焚きと自動のお湯はり機能がついています。

この2つは細かくみると、それぞれの機能が異なるため、給湯器の設置や交換を検討する場合には違いを知っておく必要があります。

オートについて

まずオート機能付き給湯器の機能ですが、スイッチを押すだけで設定した温度、湯量通りに自動で湯船にお湯はりが可能です。

また、自動機能を使うと湯船にはったお湯を保温したり、お湯の温度が下がってきた場合には自動で追い焚きを行うこともできます。

フルオートについて

次にフルオート機能付きの給湯器ですが、オート機能にくわえてお風呂の浴槽の湯量が減った場合には自動で足し湯をしてくれるので洗面器などで湯船のお湯を使っても一定の湯量をキープしてくれます。

お湯はりと追い焚きの際には水位センサーが働き、残り湯があっても決められた水位でお湯が止まるようになっています。

また、寒い冬に入浴すると冷えた身体によって入浴後にお湯の温度が下がることがありますが、その際にも人が入浴したことをセンサーが検知し、自動で設定した温度にお湯を温め直してくれます。

フルオート最大の特徴は配管の洗浄機能

他にもフルオート給湯器では自動洗浄機能もあり、お風呂の湯を抜く際に追い焚き用の配管からお湯を流し配管洗浄することができます。

配管の中には湯垢や皮脂などの汚れが溜まりやすく、一晩おいた浴槽のお湯は、排水口と同じレベルの雑菌量になるのです。

そのため、免疫力の低い子どもや高齢者がいる場合、清潔なお風呂を楽しむためにもフルオートの洗浄機能があると安心です。

また、浴槽内のお湯を除菌をしてくれるといった機能がついたプレミアムタイプの給湯器もあります。

給湯器本体に搭載された除菌ユニットに残り湯を通すことで、お湯の濁りや雑菌の繁殖を大幅に軽減するのです。

フルオートについて

次にフルオート機能付き給湯器はオート機能にくわえてお風呂の浴槽の湯量が減った場合には自動で足し湯をしてくれるので洗面器などで湯船のお湯を使っても一定の湯量をキープしてくれます。

また、寒い冬に入浴すると冷えた身体によって入浴後にお湯の温度が下がることがありますが、その際にも自動で設定した温度にお湯を温め直してくれます。

どちらも一長一短

オートはフルオートよりも機能が少ないため、交換費用は安価で済みます。

フルオートはさまざまな機能が搭載されており非常に便利ではありますが、価格と使用による水道代やガス代もその分高くなります。

価格差でいうと1万~2万程度ですので、少しでも費用を抑えたいならオート、便利さと清潔さを選ぶならフルオートといった選択になるのではないでしょうか。